筋肉の張力 筋肉に力を入れながら、伸張させる時の張力

筋肉や腱の損傷の痛みでは、

①筋肉を収縮させる時に痛みが出る

②筋肉を伸ばした時に痛みが出る

③筋肉に力を入れながら伸ばした時に痛みが出る

④自発痛 運動や伸縮に関係なく痛みがある

などがある。

 

今回は、筋肉に力を入れながら伸ばした時の張力について考えた。

 

まず、力を入れないで、ただ単に伸ばした時に1点にかかる張力について考える。

1つの筋紡錘線維(Z図)をA図の形に伸ばすには、

筋肉の両端にFの力をかけないといけないとする。

その際の張力は2Fだ。

説明は下の図・・

次に、Z図の筋肉に力を入れながらA図の形に伸ばした時の1点にかかる張力を考える。

だから、

膝が痛い時に、ただ曲げるときは痛くないのに、

階段の昇降時に痛みが出る人がいる。

それは、膝を曲げながらでも身体を支えるために、

大腿前後面の筋肉や、ふくらはぎの筋肉を

力を入れながら伸ばさなくてはいけないから。

 

それは、筋肉にかかる張力が、損傷筋肉の耐えうる張力の限界を超えたから痛みが出たわけだが、

ずっと、その張力の説明を文字化したかったので、ちょっとすっきりした。

 

しかし、この張力に関する説明は間違っているかもしれない。

正しいかどうかわかりません。

だれか、間違っていたら、間違いを教えてください。

 

 

東京都在住 鍼灸師

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