膝関節周囲の筋肉の詳細な見分け方
一度痛めるとなかなか治しにくい”膝”。
膝の痛みには、骨や軟骨に異常がない初期の段階でも、
骨の歪みや、腱や滑膜の炎症など、
考えなければならないことが多数あるが、
とりあえず、筋肉を狙って施術をする際、
筋肉やその腱に正確に施術をする ことが良いと思うので、
その見分け方のちょっとした技法を記載します。
”筋肉に力を入れると硬くなる”
当たり前のことを利用してやる検査法です。
知らなかった人は、ぜひやってみてください(^^)
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坐位姿勢で検査します。
①下腿を上げると(A)(B)、大腿四頭筋が硬くなります。
②下腿を後ろに引くと(C)、外側では大腿二頭筋が、内側では半腱・半膜様筋が硬くなります。
③足首を動かす(D)と、足底筋や腓腹筋が硬くなったり軟らかくなったりします。
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①下腿を上げると(A)(B)、
大腿四頭筋が硬くなります
②下腿を後ろに引くと(C)、
③足首を動かす(D)と、
②下腿を後ろに引くと(C)、外側では大腿二頭筋が、内側では半腱・半膜様筋が硬くなります。
③足首を動かす(D)と、足底筋や腓腹筋が硬くなったり軟らかくなったりします。
特に膝内側は、施術場所(つぼ)の選択に迷うところなので、
大腿部の筋肉に影響のある部位をとるか、下腿部の筋肉に影響のある部位をとるか、
ちょっとした差ですが、大きな施術効果の差があると思いますよ。
どうぞ、頭の片隅にいれておいてくださればうれしいです(^^)。
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