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リンパについて
最近、ちょっと動かないだけで、筋肉や関節が固まるような気がする。
その原因はいろいろあるだろうが、
関節は、主に結合組織でできていて、栄養を送るのは、血液でなくリンパだから、
どうもリンパが関係しているのではないか?
筋肉や筋膜などが硬くなり、圧迫されて流れにくくなったリンパ。
そして、流動していないとすぐに粘着性が強くなり、固まるようになったリンパの成分。
そう思ったので、リンパについて調べてみた。
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今回調べてみてわかったのは、
浅リンパ管(リンパ毛細管・集合管)には弁はついてないが、
深リンパ管(リンパ本管)には、弁がついていた。
そして、集合管の部分に筋肉を入れて描いてみた。
実際はこんな感じかな・・
リンパ本管は、静脈と並走していて、弁もついているので、
求心性に流れ、バイパス的なものがないので、これが詰まったら、
リンパの渋滞が起きる。ぱんぱんに手足が膨れ上がる。
組織や筋肉の間は、集合管が縦走して、流れやすい方向に流れる。
筋肉がや組織が固まって、集合管を圧迫してリンパが流れにくくなっても、
身体の形が変わるほど腫れることはないだろう。
むくみと病的浮腫の違いだ。
また、リンパマッサージは、マッサージの方向を指定しているが、
オイルを塗った皮膚上を手を滑らせながら押しても、
集合管に方向性の規則はないのだから、
あんまり意味はないと思う。
それよりも、マッサージによって、筋肉や組織を緩めるので、
集合管のリンパの流れが良くなる、その効果ではないか。
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今度は、成分について。
リンパはアルカリ性で黄色をしており、90%以上は水である。
リンパのイオン組成は、場所により若干の違いがあるが、
たんぱく質・ナトリウムイオン・塩素イオン・炭酸水素イオン・カリウムイオン・カルシウムイオン・リンイオン・マグネシウムイオンなどが入っている。
とりあえず、真島先生の生理学で調べました。
腱や靭帯を変性させる大きな原因は、カルシウムの沈着だと思う。
乳酸カルシウム や グルコン酸カルシウム は 水溶性で、
リン酸カルシウム や クエン酸カルシウム、炭酸カルシウム や ミルクカルシウムは水に溶けないらしい。
それが、年齢でどう変化するかまでは調べられなかった。
また調べたら、報告します。
中途半端でごめんなさい(==)。
身体を動かして出る、ミシミシ・バリバリ・ポキポキという音について考えた
筋肉をストレッチしようと、身体を動かしたとき、
身体の中で、ミシミシ・バリバリ・ポキポキ という音がすることはありませんか。
この音についていくつか諸説がありますが、
今は関節包の中のガスが気泡に変わるときの音”クラッキング音”が一般的です。
でも、すべてがクラッキング音とまとめることに疑問を感じるので、
首のストレッチをして、ミシミシ・バリバリ・ポキポキと音を立てながら、
ちょっと考えてみました。
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関節を動かして出る音は、”クラッキング音”といって、
関節を動かすことで、関節包の容積の変化で圧力が変わるので、滑液中のガスが気泡に変わる音だそうです。
クラッキング音というのは、関節の音以外にも使われているのかなと調べたら、
関節の音に限局しているみたいです。
そうしたら、おせんべいやクッキーの割れる(クラック)音は、クラッキング音じゃないのでしょうかね?
身体以外で、普通に液体を動かすとき(例えばビニール袋に水を入れて揉むとネチャネチャと音がする)
の音はなんて言うのでしょうかね?
”クラッキング音”という言葉をパソコンで調べましたが、なんか納得できません・・
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なので、私独自の持論を述べていきますね(^^)
身体を動かして出る音は、いろいろな音があり、一種類ではない気がするので、
身体の出す音をすべて”クラッキング音”といっていいのかと疑問を持ちます。
まず、関節部分の”ポキポキ”は、確かに関節包の中の液体が絡んだ音の場合もありますが、
関節部分が滑らかに滑らないで、引っかかっている音のこともあるのではないでしょうか?
その他の音、ミシミシやバリバリは、関節以外の場所から聞こえてくるような気がします。
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話が中断しますが、
肉などの弾力のあるものを食べるとき、
上下から歯の圧力をかけたとき、クニュ・クチャっていう音がしませんか?
(物体がひずむけど、復元しようとする音)
物体は、応力を超えると、ひずんだままになり、度を超すと壊れます。
このように、肉に圧力をかけると、”音”がします。
ということは、筋肉を伸縮して圧力を変化させても音は作られているということです。
もう一つ・・
ビニール袋を二つ用意して、
1個は水を入れて、もう一つは小麦粉を入れました。
摩擦力の違う物体です。
それを耳元で、揉んでみると、
ビニールの音もしますが、それ以外に違う音しますよね。
水の方は、高く澄んだ音で、 小麦粉の方は、低くべたっとした大きい音 が・・
この実験は、ビニール袋に包まれた物体は偽筋肉で、
ビニール袋は筋膜で、中に入っているのを筋肉とみなしたら、
筋肉の質によって揉んだ時の音が違うのではないかということです。
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音の発生部分(音源)は、物体の振動の音です。
たぶん、筋肉や、筋膜や結合組織なども、
その形を変えるときに、すべてが音を作っています。
その音が聴覚で拾える大きさか波動かによって、
人間に聞こえるか聞こえないかの違いではないでしょうか?
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だから、身体を動かしたときに発する音を、
すべて関節から発する”クラック音”というのは間違いだと思います。
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身体を動かして出る音は、
関節でなく、筋肉や筋膜、そのほかの結合組織からもつくられます。
そして、その組織のその時の性質で音が変わるのです。
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ミシミシ”・”バリバリ”は、強粘性の筋肉などのひずみが作る音で、
ひずまないくらい固まっていたら音も鳴らなくて、
音を鳴らしながら反復ストレッチしていたら、
聞こえないくらい音が小さくなって・・
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関節の音コキコキについては、またの機会を作ることにして・・
とにかく、
最後まで読んでくださって、ありがとうございました(^^)/
うっ血による内痔出血から考えたこと
昨年の冬、数時間下半身を異常に冷やすことがあって、
その後トイレに行ったら、
真っ赤な鮮血便が大量に出て、
びっくりしたことがあります。
ついに大腸癌になったと思って落胆しましたが、
いろいろ調べてみたら、”内痔出血”だと判明しました。
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これは、鬱血による内痔出血だそうです。
なぜそうなったかというと、極度に下半身を冷やしたことにより・・・
血液まで冷えて、冷たい血液が全身に廻り、大切な脳や内臓を冷やして死に至るのを防ぐため、
防衛反応で、冷えている部分の血管が収縮して、血液が流れないようになるそうです。
人は、軽度の冷えならば、冷えている部分の末梢血管を拡張させて冷えを防ごうとしますが、
対応しきれないと判断したら、
逆に動脈を収縮させ、血液を冷えた部分に流さない行動を起こします。
大事な部分を守るために、末端を見捨てる行動をし始めたのです。
確かにその時、今まで感じたことのない、身体の芯から冷える変な感じがしました。
だって、温かい血液が流れなくなっていたのですから・・今考えると当たり前ですよね。
そういう理由で、下半身の血管が収縮してしまいました。
しかし、血液量はそうすぐには変化しません。
下半身の動脈が収縮したら、その分どこかの血管が拡張しない限り、
全身の血管の臨界容積量は減るのに。
だから、血管壁の弱い部位が膨張するのです。
わたしの場合、それが肛門の血管壁でした。
そして、膨張に耐えかねて出血し、便として排出されたのです。
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若い時は、血管壁も厚くて弾力があり、伸縮性があれば、
破裂することもなかっただろうに、
歳を取って、血管が脆くなった証拠ですよね。
これって、脳や眼でも起きうることですよねー。
結局、血管壁を丈夫にしていなくてはいけないということですねー。
老化していく自分を実感した一例でした。
首の側屈の際、Th1を固定するか否か
首のストレッチ(側屈)で考えました。
以前は、首の側屈の際は、体幹が動かないようにやった方がいいと思ってました。(A図)
確かに、僧帽筋の縁を伸ばすときは、その方が効率がいいです。
しかし、体幹(胸郭や上肢)を固定し、首の根元であるTh1を固定するためには、体幹が動かないように、
胸郭部分や肩甲骨、鎖骨、上肢部分の筋肉に力を入れなくてはいけません。
また、Th1を固定することは、果たしていいことなのでしょうか?
Th1を固定して側屈すると、
Ch7とTh1間の椎間孔が狭くなります。
とすると、年配の人は、手や肩に神経痛が出るのではないでしょうか。
力学の構造上も、カーブ(弧)の違う部位は、軟弱になります。
だから、年配の人は、無理に体幹を固定せずに、
体幹から自然に側屈させる方が良いと思います。(B図)
全身の力も抜けてますしね(^^)